『サウナーもすなる
サウナ通いといふものを
ashもしてみむとてするなり
それの年の一月二十日あまり』
どうも、ashです。
いきなり意味不明だと思った方もいるかもしれませんが、
そうです、かの有名な土佐日記風で始めてみました。
サウナー日記を始めた理由
他の記事でも紹介していますが
今年からサウナ通いを始めまして、
先週は仕事の同僚と行ってきました!
そこで気づいたんですが、
サウナに入っても整う感覚が味わえないという人が
結構多いみたいです。
僕の場合は一回目で整えたんですが
日によっては整うのに時間がかかったりするので
その日ごとの環境条件や心理状況を記録して、
自分だったり他の方の『整い体験』の参考になればと思い、
この度サウナー日記を書くことにいたしました!
(随時更新♪)
今サウナ通いを始めて1ヶ月以上経つのですが
サウナに行って整い体験をすることで
いわゆる、
『思考』の世界から『感覚』の世界へのワープができて
頭の中がすっきりしたり、
自律神経が整って寝覚が良くなったり、
気分が落ち込みにくくなったり、
集中力が上がったり、
血の周りが良くなったり、
etc
挙げればキリがないのですが
単純に気持ち良く生活できるようになりました。
面白いことに整う感覚に関しては、
共通する部分もあるのですが
人それぞれ感覚が違ったりするので
この体験を色んな人にぜひしていただき、
サウナ談義ができたらいいなと思います。
僕の友達は整い始めると
なぜか顔がにやけてしまうやつもいます笑
サウナに入ることで自分の身体に
気を向けることになるので
とてもいい機会にもなりますよ。
基本的なサウナの入り方
これも人それぞれではあるんですが、
ビギナーとしてはある程度やり方を決めて
入った方が整いやすいと思うので
ここでは基本の入り方を書いていきます。
基本的なサウナの入り方をざっくりいうと、
サウナ(12minほど)→水風呂(1min)
→休憩(10min)
ていう感じです。
細かいことを言うと、
ドライサウナよりウェットサウナの方が
体温上昇が早いので、
ウェットサウナの方がいいです。
(空気より水の方が熱を伝えやすい)
ただ、僕の近くのお風呂屋さんだと
ドライサウナしかないので
僕の場合は1セット目は先に湯に浸かって
ある程度身体を温めてからドライサウナに入ります。
また、水風呂は18℃くらいだといいです。
温度が高い場合は長めに浸かって、
温度が低い場合は短めで調整します。
休憩もできれば室内の方が風とかもなく、
外気温に影響されにくいので良いです。
寒かったり暑かったりすると、
リラックスできないので。
気が散らないような場所がおすすめです。
サウナー日記
門出:2022年1月21日
ここが全ての始まりだった。
出張帰り、新幹線の中で上司とビールを飲み
少し酔った状態で締めにラーメンを食べるために
大阪の友達を誘い、出張中にホテルで読んだ『サ道』の影響で
そのままサウナへいった僕は、
そこでととのう感覚を味わってしまう。
場所:大阪ニュージャパン
値段;3000円くらい(宿泊あり)
設備;ウェットサウナ、オートロウリュウ
水風呂は`12℃、18℃
休憩は室内、ビーチチェア
サウナ室と水風呂、水飲み機が近くに。
休憩室には漫画も置いてあり、
漫画の中には『サ道』の姿も!
まずはサウナに10分ほど頑張って入り、水風呂に入った。
この時の僕は水風呂が温度違いで2種類あることを知らず、
12℃の方に入ってしまい、
それはもう水風呂の気持ちよさなど微塵も感じられなかった。
だが、それが逆に功を奏したのか、
足に感じるジンジンを強く意識できたため、
身体への集中力が上がった。
今思えばこの感覚を初回から味わえたのは
12℃の水風呂に間違えて入ったおかげでは無いかと思う。
ロウリュウが30分おきくらいだったので
ロウリュウのタイミングにあわせて入室、12分、
水風呂、休憩で3セット行った。
今までに味わったことのない、なんとも不思議な感覚。
身体が芯からリラックスしているのがわかる。
上がるとなんと深夜の2時、
入ったのが10時か11時くらいだったので
少なくとも3時間はいた事になる。
これが思考の世界から感覚の世界へのワープか。
可愛い女の子とお酒を飲んでいると
時間を忘れられるのと似た感覚だ。
あまり例えは良くなかったがとにかく、
終わった後には身体も心も軽くなって、
出張疲れなんてどこかへ吹っ飛んでいた。
サウナサイコー、ということで
毎週行くことを決めました。笑
2022年1月28日
先週得られたととのい体験を忘れないうちに、
次のサウナを行うため、家から徒歩10分ほどの
スーパー銭湯へ。
しかもこの銭湯、天然温泉を使っているとのこと。
場所:湯の華廊
値段;600円
設備;ドライサウナ90〜100℃、テレビ付き、最大20人くらいは入れる。
水風呂は18℃、休憩は室内、ペンチ。
サウナ室と水風呂、水飲み機が近くに。
ニュージャパンのように休憩スペースが
ちゃんと設けられている訳ではなく、
座るところがあるというだけなので
その日の混雑具合でも結構変わってくる。
そして、今回のサウナ室はドライサウナ。
温度は高いがかなり乾燥して呼吸していると鼻が痛くなる。
しかも、熱で髪の毛もダメージを受けやすそうだ。
僕はサ道で学んだテクニックを駆使して頭へのダメージを防ぐ。
ただタオルを頭に巻いただけだが。。
世の中には訳もわからずサウナに来てしまう輩もいるが、
こういった基礎は大事だ。
なぜなら、このサウナに12分いるわけでその間
頭髪たちは砂漠に突然放り込まれたような状態。
砂漠に耐性のない彼らはたちまち縮こまってしまう。
それを3セットも続けたら40分近くも
砂漠でダメージを与えているようなものなのだ。
そんなことをしていたら、せっかくのコンディショナーも
トリートメントも無意味と化す。
そんなことを思いながらタオルを頭に巻いていると、
サウナに入ってきた人達に一瞥をくらう。
そう、僕はみんなが本来股間に乗せているタオルを頭に巻き、
股間はフルオープンなので
知識を持たない子羊たちの目には異様に移るのだろう。
まるで僕を変態かのように嘲笑っている?のかはわからないが、
僕はそんな彼らの頭皮が悲鳴を上げているのを横目に見ながら
再び感覚の世界へと舞い戻る。
サウナ室を出るタイミングとして時間もあるが、
僕の場合は顔に汗をかき始めてから2、3分くらいにしている。
そのくらいになると心拍数もだいぶ上がっていて、
血の巡り的には十分だと感じるからだ。
これだけ長く書いてきたが、
残念ながらこの日はととのう感覚を得られなかった。
ドライサウナは体温が深部体温が上がりにくいらしく、
初回のようにうまくはいかなかったようだ。
環境要因も大きいという大きな学びを手に、
次は整ってみせると満月に誓った夜だった。
別にととのう感覚を得られずとも
リラックス効果はあるのでめちゃくちゃいい時間になった。
なんだかんだ3時間くらいいたし。笑
2022年2月4日〜3月31日
この期間は家の近くのサウナに毎週金曜夜に通い、
環境への適応と整い方を試行錯誤した。
記事的にはほんとはここが一番大事な気がするのだが、
申し訳ないことにこの記事は後日書いているので
どのような過程で今のスタイルになっていったかは
正直あまり覚えていない。
結論としては、僕の場合
ドライサウナに入る前に湯船に浸かって温まることが
必須で水風呂は心拍数が1秒で1回弱まで落ち着くまで
入り、息が冷たくなってから上がることを心掛けている。
場所:湯の華廊
値段;600円
設備;ドライサウナ90〜100℃、テレビ付き、最大20人くらいは入れる。
水風呂は18℃、休憩は室内、ペンチ。
サウナ室と水風呂、水飲み機が近くに。
実際、2月4日にはととのう感覚をこのサウナでも得ることができた。
確か3セット目でととのって、4セット目でもととのった。
もう余裕でととのえると調子に乗った、
2月11日は3セット目ではととのえず4セット目でととのえた。
この施設はサウナ室前に休憩用の椅子があるのだが、
サウナに入る前に水浴びをする人達の水が地面で跳ね返って
飛んできて「冷たっ」となるので
休憩中、身体への集中力が途切れてしまう。
この時にわかったことだが、
早くととのう感覚を掴むためには
ある程度自分の身体に気を向けて
観察してあげる必要がある。
今ではあまりその必要は無くなったが、
感覚を掴むまでは大事。
2月25日、3月4日、3月11日、3月18日、
3月25日、3月31日では
毎回3セット目でととのえるようになった。
サウナ12分、水風呂2分、休憩10分ほど、
水風呂は少し長めにしてしっかりと身体を冷やすことで
身体の体温変化や血の流れを観察しやすくなった。
それと共に目眩も少し強くなることがあり、
たまに目がチカチカしてしまうこともあったので
少し急激過ぎたのだと思う。
この期間は大体、目眩の後に
ジェットコースターに乗って、
一番上に辿り着いた時のような
不安とワクワクがごちゃ混ぜになった
なんとも言えぬ恐怖の感覚があり、
そのままジェットコースターに乗って落ちていくか、
やめておくかを選べるのだが、
ジェットコースターに乗って落ちていくと
一気に目の前が開けたような感覚を味わうことができる。
こうなると脳内麻薬がドバドバ出ているのが
実感としてわかる。
1、2分ほどその感覚が続き、
終わると身体中がパチパチしてきて、
全身の体温が均一になって暖かい。
まあ流石にこれはサウナ中毒になりそうなヤバさを感じたので
ここからは違う条件を探し始めた。
たまに具合悪くなった日もあったし。笑
人間の探究心とは怖いもので、
多少具合が悪くても気になってしまうと
追い求め続けてしまう。
ここは一旦大人になって、最適な条件を見つけるために
僕はまた毎週通い続けた。
2022年4月8日
4月も基本的には場所は同じ。
実は3月中に回数券を買った僕は
お風呂を出て会計機で会計する時、
合計0円と表示されるのだ。
何も知らずにその光景を見る人たちは
きっと「なんだあの人、株主なのか?」と
思っているに違いないと、
勝手に優越感に浸りながら
リラックス感と束の間の優越感という、
両手に花状態でベッドにはいるのは最高に気持ちいい笑
場所:湯の華廊
値段;700円
設備;ドライサウナ90〜100℃、テレビ付き、最大20人くらいは入れる。
水風呂は18℃、休憩は室内、ペンチ。
サウナ室と水風呂、水飲み機が近くに。
3月までの反省を活かして、
まずは湯船でしっかりと温まり
水分補給の後サウナに入室。
例のごとく頭隠して股間隠さずスタイルで入浴。
何度も来て分かったことだが、
というか当然ではあるのだが
ドライサウナは人が多いと湿度もそれなりにあるため、
鼻が痛くなるところまでいかないこともある。
だが、人がいないドライサウナは
吸う空気が熱い上に乾燥しているため割と地獄だ。
人が多いと多いで水風呂が空いてなかったり、
休憩の椅子が空いてなかったりするので
ちょうど良い時間帯や他の人の動向をチェックして
サウナの入室時間や休憩時間を
うまくコントロールするのも大事だ。
この日は3セット目でととのえたので、
調子に乗って4セット目もやってみたが
ととのえず、結果3セット目で上がればよかったと思った。
一度整うともっとこの感覚を味わいたいと思って、
欲をかくというのは愚かな人間の性だと思う。
そういう時の人間の頭はチンパンジー並みだ。
まぁ思考の世界から感覚の世界に、
ワープしているから仕方ないと思うことにする笑
何においてもそうだが、
加減は大事。
ととのったら上がると、最初に決めておくのが吉。
2022年4月15日
場所:Smart Stay SHIZUKU 上野駅前
値段;3500円くらい(宿泊)
設備;ウェットサウナ、オートロウリュウ(石がちかい)、
テレビなし、最大4人くらい。
水風呂は18℃?、休憩は室内、椅子。
サウナ室と水風呂(1人用)、水飲み機は更衣室の中だが、
お風呂の入り口には近い。
2022年2月25日
2022年3月4日
2022年3月11日